MushinoNEO/その1/その2/その3/その4/その5

悪しき運命の災禍

1 ●名前 ドゥームイーター・ディザスト
●身長 175cm
●体重 85kg
●エネルギー ドゥーム因子
●所属 正義
●因果について調べていた異端の科学者・天城暁が研究中に自身が発見したドゥーム因子(人の悪い意味での因果に関係する因子)を大量に浴び、 その効果をテストする目的で開発したスーツを装着した姿。
ベルトに装備されたドゥームコンヴァーターでドゥーム因子の力を様々な力に変換して使用することができる。

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ディザストは別に好き好んで正義のヒーローをやっているのではない。 ただ、悪に所属してドゥーム因子を集めたりテストするよりも良い環境だからだ。 ドゥーム因子は人の悲劇や破局に大きく関わる因子だ。 彼の計算上、悪に所属していてはドゥーム因子を発生させることが面倒だが、 正義のヒーローをやっていると勝手に転がり込んでくるのだ。 その上、悪側の行動で自然に発生している場合も多い。 そんな状況で効率良く因子を得るには自由に立ち回れる「正義のヒーロー」はうってつけなのだ。 彼は今日も因子回収の為、能力テストの為、世界の何処かで正義のヒーローを続けている。
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絶対悪

2 ●名前 ゼッターク
●身長 180cm
●体重 80kg
●エネルギー 普通の人間と同じ
●所属 悪
●「悪」であることにこだわりを持つ男。ただの人間なのだが並外れた行動力と信念はそこらのヒーローや怪人をはるかに凌駕する。
特徴的な武器や能力があるわけではないが、事故で失った右手の代わりの義手に装備された"7つ道具(入れ替えもできる)"を武器に臨機応変な戦いができる。

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彼は別段、特殊能力が有る訳ではない。 だが、それでも多くの怪人やヒーローに一目置かれているのは、正に彼の信念の強さ故だろう。 彼にとって「悪」とは自らの行動における鉄則であり、法則であり、誇りなのだ。 彼が如何にして悪の道に魅入られたのかは定かではないが、彼の言葉である 「悪は俺を裏切らない」 の中に、何かがあったことを匂わせている。 彼は今もたった一人で闇に隠れて暗躍を続けているのだ…。
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神官X

3 ●名前 パラディンX(エックス)
●身長 185cm
●体重 70kg
●エネルギー 魔力
●所属 悪
●名に「X(エックス)」とあるように、如何様な魔術も使いこなす。様々な術を得意とするが、 彼自身のもっとも得意とする術は「命移しの術」である。 命移しの術とは、自らが止めを刺された際に止めを刺した者、または近くの物体に自らの命を分け与え、 一定の時間を経て、元の姿に復元する秘術である。 コレさえ使えば止めを刺した者を元に復活することも出来るし、自らの寿命の尽きようとしたときに わざと止めを刺されさえすれば半永久的に死ぬことは無いのだ。 この術を使って、何億年もの間を生きながらえているらしい。

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「フォフォフォオ…その程度か」
火、水、風、土、雷…… 様々な魔法が一斉にパラディンXに放たれているが、これっぽっちも動じていない。 何億年を生きてきた彼の前には、高々千年足らずの時で研磨された魔法では歯が立たないのだ。 彼は今、とある世界にある強い魔力を持った宝玉を求めて空間移動魔法を使い、この世界にやって来た。 手っ取り早く力ずくで奪おうとしたのだが、勿論激しい抵抗を受けていた。今も尚、魔術師や兵士たちからの攻撃が続く。 だが、この抵抗も先ほどの抵抗に比べれば随分おとなしくなった。我々の世界での時間で言えば二分前と呼ばれる時間での戦力の10分の1といったところだろうか。 彼は小指を回すくらいの力を振るっただけである。
「グフォフォ………!?」
パラディンXの胸をブロードソードが貫いた。隙を突いてこの世界の「勇者」が会心の一撃を与えたのだ。
「やったか?!」
若き勇者の叫びが響く。パラディンXはゆっくりと、そして何かを呟きながら倒れた。 若き勇者の周りには歓声と祝福の言葉が溢れている。だが、ほんの少し後から、 勇者はパラディンXに変わり、周りには悲鳴と恐怖の言葉が溢れかえるのだ…

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戒めの魔神

4 ●名前 戒魔神(かいまじん)
●身長 15m
●体重 30t
●エネルギー 人々の悪を憎む想い
●所属 正義
●無力な人々の悪を憎む想いが世を満たした時、現れるといわれる巨大な魔神。 何処と無く気弱そうな顔をしているが、実際その通りの温和な性格である。 しかし、悪人や外道相手には容赦せずに魔神剣「戒」で叩ッ切る。 その巨体を使った攻撃もすさまじく、パンチ一発で高さ100mのビルが消し飛び、キック一撃は戦車800万台分の突撃力だ。

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ある男が逃げ続けていた。この男は自分の都合の良いように世界を変える独裁者だった。 だが、今から少し前に突然、馬鹿でかい魔神に全てを消し崩されてしまった。 どんな兵器も役には立たず、周りの人間は全滅。今はただ一人逃げ続けていた。もはや男を守る術は無い。 その男の後ろを戒魔神が追う。さらに、その後ろからは民衆が追う。男が十歩進むうちに、魔神は男の三倍近く進む。ほんの十秒前には彼方に見えていた魔神は、今や目と鼻の先である。 男の足が縺れて転ぶ。戒魔神は男を見下ろしていた。 「ああぁ……っ……」男の声はもはや言葉にならない。 男はただ、世界が恐かっただけなのだ。だからこそ支配しようとしたのだ。世界の上に立てば恐怖はなくなると信じて。 しかし、戒魔神はそんな男の悲しい思いなど酌量しようとはせず、両の手で振り上げた魔人剣「戒」を叩きつける様に振り下ろした。
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小さな技術屋

5 ●名前 ナノテッカー・ジョー
●身長 8cm
●体重 2t(普段は物体密度比重軽減装置と反重力装置の同時作動によって50グラム足らず)
●エネルギー 総合エネルギー体
●所属 正義
●かつて体の大きさが人類の8倍近くあった「テッカー星雲人」は種の保存の為に科学の粋を集め、自分たちの体を縮小させた。 そして、亜空間シューターを使い様々な時間や空間に向けて、星としての活動の弱まりつつある故郷のテッカー星より脱出した。 脱出者の中の一人がジョーである。彼は現在の地球にたどり着き、地球の美しさと生き物たちの命のすばらしさを知り、地球の為に尽くすことを誓った。
大きさのみを縮小したことにより、質量は見た目の8万倍である。そのためキックやパンチは見た目の何百倍もの力がある。
また、テッカー星雲の科学技術により作られた「ナノテクスーツ」は防御力や攻撃力の増強だけでなく、 物体密度比重軽減装置や半重力装置なども装備される無敵のスーツであり、ハンドガン「ナノシューター」は連射すれば霞が関ビルなど粉微塵である。

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「ウウーッ!ウゥーッ!」
ジョーの作り上げた秘密基地ナノ・ベースに緊急サイレンが鳴り響く。 メインモニターには「ナカマノシンゴウ キャッチ」との表示が出ている。 場所は日本の小笠原近海のようだ。仲間がこの時代に飛ばされてきたのだろう。 だが、ジョーが駆けつけた頃には、仲間は到着に失敗して死んでしまっていることばかりで、未だに生存者と出会ったことは無い。 だが、それでもジョーは仲間が生きていることを信じて、今日も出動する!

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接続する者

6 ●名前 ザビード(本人は本当の名前など知らないし考えたこともないが何時しか使うようになった偽名)
●身長 180cm
●体重 80kg
●好きなこと 珈琲を淹れること
●所属 やや中立よりの正義
●自在に自身の体を自在に引きちぎり、他の生物の体や物体などを捥ぎ取り自らの体に接続できる一族「ネクト族」の生き残り。その能力を常に狙われている。 戦法も文字通り相手の体を使った戦い方を中心とする。また、引きちぎった後の体はしばらくするとトカゲのように生えてくる。 そして大の珈琲好きであり、一日10杯は飲まないと気が済まない。 不眠症に悩まされているが、それは彼が珈琲好きなせいである。

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ザビードのに二人の追手が迫る。彼の能力を狙う者からの刺客だ。 ザビードはうまく二人を路地裏の廃墟に誘い込み隠れた。片方はナイフを、もう片方はハンドガンを獲物にしているようだ。 二人が二手に分かれて散策を始めたのを見計らって、ザビードは右手を引きちぎり転がっていたガラス片を右手に代えて繋げる。 そしてナイフを持った男に狙いを定め、男の頚動脈を確実に切飛ばす。今度は自分の右腕を引きちぎり、くたばった男の右腕を捥ぎ取って繋げる。男の持ち歩いていたナイフを使いこなすには、道具を使い慣れない自分の腕よりも熟練した腕のほうが使いやすいからだ。 そして今、ザビードは銃を持った男の死角からナイフを投げようと構えた!
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恐ろしい鎧

7 ●名前 グリムナイト
●身長 175cm
●体重 20kg(鎧とマントと兜)
●階級 大将軍(名前の前に付く)
●所属 悪
●朽ち果て捨てられていた鎧にさる戦士の不屈の執念と憎悪が乗り移って生まれた。 大将軍と付いているのは自称であって、別に階級を持っているわけではない。 その体には実体がなく、如何なる攻撃も効きはしない。鎧が本体というわけでは無く本人も何処が本体なのか分かっていない。 手足の具足は劣化が酷く、捨て去っており今はもう着けていない。 彼の見えない手には剣と盾がそれぞれに握られているが、怨念と怒りによって形成されているため目には見えない。 そのため彼との接近戦は危ういものがある。多くの部下がおり、どの部下からも慕われているのでその点では大将軍と言えなくも無い。

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グリムナイトは敵との戦いにおいて、その体と能力をフルに生かし最前線で敵の中へ切り込む。 彼と対立した者は数秒も足らずに見えない一撃の前に敗れ去ってゆく。 彼にとって戦いとはルーチンワークになりつつある。彼を満足させる相手には未だ出会っていないからだ。 そんな彼の本拠地「デットライアングル」では彼を多くの部下が待っている。 その場所はよくは判ってはいない。だが、彼と戦った多くの国や人々は「突然に奴らが現れた」と言う。 彼が念で出来ていることが場所の謎を解く鍵になるかも知れない…
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正義の嵐

8 ●名前 ジャスティストーム
●身長 172cm
●体重 75kg
●役割 ヒーロー達の司令塔
●所属 正義
●その身に溢れる正義と勇気と偉大さを秘めており、幾多のヒーロー達とも関わりが深い正義の味方のリーダー格。 その関係は世界に留まらず、幾多の星や世界や次元。さらには時間を超えて幾多のヒーローと共に悪と戦っている。 特徴的な武器や能力は一切無いが(もしあるとすれば常人よりやや高い身体能力)、彼の勇気と指揮は他の誰にも負けていない。 胸に輝くJは正義(ジャスティス)のJである。

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「すまないな、ジョー」
ここはナノ・ベース内通信ルーム。現在ジャスティストームはナノテッカー・ジョーの力を借りて、他の正義のヒーロー達と交信を行うところだ。
「周波数……352.453……回線が開くぞ。」
ジョーが合図を出したと同時に通信ルーム内に設置されたパノラマモニターのそれぞれにヒーローの姿が映し出される。 その中にはディザストやザビード、そして未だ見たことの無いヒーロー達も映し出されていく。
「さて、皆は"アレ"の情報を得られたか?」
ジャスティストームは皆へ問いかけた。だが誰も有益な情報を持っていなかった。
「…そもそも奴に出会うのは至難だ。そう簡単にはいかんだろう。」
ザビートの言葉に、一同は納得していた。「手がかり無しか……」
落胆するジャスティストームの言葉に続けてディザストは言う。
「そもそもデータが無さ過ぎる。奴を調べるにはもっとデータを集めなければしようがないぞ。」
「それもそうだが……私やジョー、その他のメンバーから集めた総年数2億年近くのデータでもだめか……」
言葉を返し、ジャスティストームは一呼吸おいて、皆に告げる。
「とにかく今は奴の姿、そしてデータを集めねば…有益な情報が入り次第、連絡を頼む。」
その言葉に対して、各ヒーロー達は各々の返事をして、モニターから姿を消した。

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甲兵

9 ●名前 ドロイダー
●身長 160cm
●体重 50kg
●階級 三等兵
●所属 悪
●グリムナイトの下で働く下っ端。まったく弱いが量産されており数ばかりはそろっている。 グリムナイトを慕っているので、彼の命令とあれば命がけで戦う。武器らしい武器は無いが。 一部の連中は将来はグリムナイトから認めてもらい暖簾分け(?)をしてもらうことを夢見ている。

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・ドロイダー8312のある一日の記録(※時間は地球時間に直したもの)
6:20 起床(スイッチオン)
6:30~6:50 鍛錬開始
7:00~12:00 デットライアングルの整備、改修、増築。
12:30~20:00 グリムナイト指揮の下、別世界へ進撃。予想外に敵が強いため苦戦。
21:00 帰還
21:10~21:30 エネルギーチャージ
21:40 就寝(スイッチオフ)

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操世神器

10 ●名前 操世神器ログナード
●身長 不明
●体重 不明
●エネルギー 不明
●所属 不明
●幾多の世界にて確認されている謎の巨大な人型。所属から大きさまでまるで解っておらず、 今のところ判っているのは「不定期に世界間を移動する」「手にした者は全てを制する」の二つだけである。 今のところ確認された武装は目からの光線と強力なバリアのような力である。 バリアのような力は四方の人や物を一瞬で全て消し飛ばす程の力がある。 「操世神器」とは或る世界で確認されたログナードに関する文献に載っていた呼称である(それがそのまま使われている)。

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・「告発・操世神器に関して」より抜粋
…我々は操世神器の持つ力の全てを未だ判明させてはいないが、その力がどうも「世界の操作」に関する能力という事だけは判ったわけである。 これは昨年の「星間移民船MG6失踪事件」の解決の手がかりから掴めたことだが、 あの事件で星間移民船MG6が失踪する直前に操世神器と遭遇していたことはMG6の船員や乗客、 カメラの映像などから既に周知の事実である。その後MG6が戻ってくることが出来たのは他世界から「他世界間救難信号」を送り、 それをキャッチした星間連合政府が他世界から救助部隊を派遣したからである。 このとき彼らが向かった世界は我々の知らない管轄外世界であったことは記憶に新しい。 そして、ここからが本題である。実はこの時彼らが向かった世界は「MG6が消失した際の周囲の空間」そのもの。 すなわちライトゴッド宙域であったという。このことは最重要機密として星間政府に隠蔽されている。 もしそれを確かめたければMG6の消失した「ライトゴッド宙域」へ向かうことである。 今や「ライトゴッド宙域の存在した場所」には何も無い「無の空間」が広がっているだけである。 そしてその空間の周りを星間政府の精鋭艦隊と調査隊が死体に群がる蝿の如く埋め尽くしている。 しかし現在ライトゴッド宙域から半径3000宇宙キロは近寄ることが出来ないのは皆さんもご存知だろう。 理由さえ明らかになっていない封鎖の為にその事実を知ることは私の文だけでは伝えることはできない。 そこで巻末に掲載してある写真を御覧いただきたい…

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